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今回の特別セミナーは、メガネフレームのトップメーカー、株式会社シャルマンの乾大輔氏をゲストに迎えた。乾氏は同社の営業担当だが、営業しながらお得意先店舗でVMDをベースにしたコンサルを行っている。最近はそれが評判になり、展示会セミナーやお得意先を集めての集合研修にまで発展し、全国を飛び回る日々となった。
VMDは、メーカーと小売店との間に太いパイプをつくり、お互いにWinWinの関係を築くという、同社にとっては重要な営業戦略にもなってきている。
競争激しいメガネ業界に新風を巻き起こす、彼の取り組みを1時間で語っていただいた。主な内容は下記の通り。
SPAやインターネットなどメガネ小売業態変化の中で、ピークの6割に落ち込むほど業界をとりまく環境は厳しくなったという。
そんな中で、メガネ小売店の売場作りは旧態依然のままだった。そこで、小売店にVMDを提案することにより、価格や接客だけに頼らない、来て見て心地よい買い物空間を構築。結果、顧客の満足度を上げ、単価アップにつながった事例を披露いただいた。
メーカー営業は、単にモノを小売店に供給するにあらず。お得意先の売場環境をよくして、売上を上げ、お互いにWinWinの関係を築くことが大事。
そのために、営業はコンサルタントにならなければいけない。そこで、お得意先訪問時、定期的にVMD講習をしたり、実際に売場改善を施すという日々のコンサル活動の実際を語った。彼が回っている小売店は売上だけでなく、従業員のやる気も上がっているという。
今まで乾氏が行ったメガネ売場の改善事例を紹介。ディスプレイを「展示」と「陳列」に集約することによって来店客にわかりやすい売場をキープするコツを教えいただいた。
メガネは時と場合によって、いろいろな売り方ができる。それは、ディスプレイにテーマをつくることで可能になる。テーマを設定する売場作りのポイントは5つ。その秘訣を披露してもらった。
営業ツールに利用しているiPadや、同社の人気商品「ラインアート シャルマン」(下の写真)も講義の小道具して活用していた。
お聞きしていて、印象的だったのは、顧客にわかりやすい売場は従業員にもわかりやすくなる、ということ。わかりやすい売場は、在庫管理がしやすくなるという。なるほど、と思った。
あとおもしろかったのは、POPは従業員のアンチョコになるという話。テーマを設定したディスプレイにPOPを添えることにより、店員が改めてメガネのよさを知り、それを接客しながらお客様に伝えることができる・・・という点だ。
会場はほぼ満席、欠席者も2名のみということでまずまずだったのではないかと思う。
セミナー後は、いつもの通り、名刺交換会をおこなった。半分は、メガネ業界以外の方で、アパレルや食品、商業施設や建築施工会社、コンサルタントやデザイナー等いろいろな方面の方にお越しいただいた。
もちろん、売場塾卒業生も多数参加いただいた。終わって、お昼は近くのレストランで近況報告会。
中部・西日本からお越しいただいた方もおり、大変感謝しました!また遊びに来てください。
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